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小さな握りこぶし33

塾は予備校ではないので


基本的に夕方


子供たちが学校から


帰るまでは仕事がない


朝から夕方まで


初めのうちは実家で


腐っていた


何をするでもなく


家事を一通りして


お昼寝して


夕方になったら


仕事に行った


生活に活力がなかった


このままでは


自分がダメになる


何かないかな、やる事


それも外に出る仕事


そんな時に出会ったのが


農業だった


お金のためと言うよりは


趣味のような感覚で始めた


朝日を浴びて土いじり


心身ともに


生き返るようだった


「塾講師に農業って


すごい良いバランス」


彼女は感心するよと


言わんばかりだった


「まぁ、農業は


塾でのストレス発散する場


って感じだけど


学ぶことが多いし


楽しんでるかな」


小さな握りこぶし

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