恋愛&小説のブログ

閲覧して頂きありがとうございます!励みになります(ㅅ˘˘)♡*.+゜

小さな握りこぶし22

周りに悪態つきながら


どう切り出そうか


考えていた時だった


ふと我に返る瞬間


ひょっとしてコレって


わたしの方が悪いのかも


彼がいつもニコニコ


笑って


「良いよ」


って言ってくれることが


当たり前だと


思い込んでた


思い上がってたのかも知れない


彼は全てを受け入れる体制でいる


わたしは


少しずつ自分の良い様に


彼を作り替えようと


していた


それはつまり


彼の個性を殺すこと


彼を否定することでは無いのか?


仕事をしながら


冷静に振り返る


彼が選んでくれた


ハーバリウムを眺めながら


余裕の無い自分に気づく


また


やらかす所だった


わたしの悪い癖


余裕ない時に


キャパオーバーすると


感情的で衝動的になる


彼が目の前にいたら


間違いなく


「あまり好きなデザインじゃないし


ネットでしか買えないものなんて


自分で買えばいいじゃん」


と、悪態をついていたに違いない


そんな自分が


時折恐ろしかった


傷付けたくないのに


自分を優先してしまう


わたしが存在すること


それを止められないのは


きっと


人間、最後は自分が1番かわいい


からかも知れない


さいきん、


彼と付き合うにつれて


見えてきた自分の反面


今まで気にしてなかったけど


誰かと付き合うとか


好きな人ができるって


こういう事とも


向き合わないと


いけないんだな


彼には見せたくないけど


同棲したら


嫌でも見せることになりそうで


不安がよぎる


とにかく


今回のプレゼント騒動


彼の知らないところで


自分で勝手に暴走して


周りに悪態をついた事


謝らなければと思った


彼へのプレゼントに


お詫びの編みぐるみを編んで


手紙を持たせよう


彼の好きなキャラクターでも


編んでみようか


彼は何が好きなのか


聞くのが少し怖い


また面倒な注文


来るかもしれない


耐性、つけなきゃ


小さな握りこぶし

×

非ログインユーザーとして返信する