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小さな握りこぶし20

さいきん


ちょっとイライラする事がある


事の発端は


誕生日プレゼントだった


わたしと彼の誕生日は


引越しする同じ月


12日差である


彼が突然


「誕生日プレゼント何が欲しい?」


と電話してきた


あまり電話する頻度が高くない


ふたり


電話がかかってきて


画面を見たら


彼だった


いつもなら


「今から電話してもいい?」


ってメールが来るんだけど


急用かな?


何となく両親の前では


恥ずかしいので


急いでスニーカーを履いて


外に出る


「もしもーし」


「あ、もしもし」


なんの用かな?


「どうかした?」


「あ、ううん


特に用って訳じゃないんだけど


久しぶりに声が聞きたくて」


キュンとしちゃった


ほんとに


どっちが女子なんだか…


「そっか」


嬉しいんだけど


何話せばいいか分からない


いつも電話する時は


用がある時だから


「あと1ヶ月だね、同棲まで」


彼はいきなり切り出すから


けっこう驚く


「あ、うん


そうだね」


日々生きるのに必死すぎて


"引越しまであと〜日"


なんて可愛いこと


考えてもいなかった


「1ヶ月長いよなぁ」


相変わらず


彼はマイペース


「そうかな?


1ヶ月なんてあっという間だよ」


本心であった


年末年始を彼の家で過ごし


バレンタインデーに


彼が仕事の合間を縫って


こちらに来てから


既に1ヶ月も経っているのだ


時間は過ぎるのが早い


「そうだね(笑)」


「うん、そうだよ」


そして次の話題を考えていると


「そう言えば誕生日プレゼント


何が欲しい?」


ああ、そうか


1ヶ月後だった誕生日


「うーん、そうだなぁ


ちょっと考える」


という事は


彼もまた誕生日が


近いと言うことである


「逆に誕生日プレゼント


何が欲しい?」


彼の要望は意外と


めんどくさい(笑)


バレンタインデーにデートする時


事のお詫びに(小さな握りこぶし5-3.4.5参照)


手料理を振る舞うことにした


「自己中だったお詫びに


手料理ご馳走するね


何が食べたい?」


とわたしが聞くと


「やった!


君が1番得意な料理でお願いします!」


と彼


得意料理が特にないわたしは


「何かお題とがあれば


作りやすいんだけどな〜


因みに昨日のロールキャベツは


お父さんのリクエストで


初めて作ったんだよ」


料理名を言ってくれた方が


作りやすい


…という意味で言ったんだけど


「お題


"他ではあまり知られていない


地元のソウルフード"


で、お願いします!


面倒な注文かな?(笑)」


めんどくさ過ぎるわ!(苦笑)


てか、そう思うなら


わざわざ書かないでよ…


と言った具合に


たまに凄く面倒臭い彼


そういうお題に


挑戦するのが好きな人


ごめんなさい


わたしには


キャパオーバーで


逆効果です(笑)


…で彼の欲しい誕生日プレゼント


というのが…


小さな握りこぶし

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