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小さな握りこぶし36

ふたりの関係は


俗に言う"ぬるま湯"


お互い居心地がいい関係


付かず離れず


彼女もそれで諦めがつかず


かと言って前進もなかった


「うーん


今まで通り進歩はない、かな」


思った通りでした


「えー。なんかこう、


前進しそうな兆しは無いの?」


「あはは(苦笑)」


無いらしい


1度振られている彼女は


"居心地いい関係"でも


繋がりがある方が良いと言った


だいたい彼も彼で


気持ちを知りつつ


彼女を作るわけでもなかった


弄ばれている感


無きにしも非ず


「このままぬるま湯に浸かってて良いの?」


なんとかふたりに


前進の兆しを見出したい


「うん、そうね


このままでも、いいかな」


何たる引け越し!


「せめて、次に会う時に


もう1回アプローチ掛けてみなよ」


まだ嫌いと言われた訳では無い


諦めたら負けである


「彼は気持ち知ってるんだから


隠す必要ないし」


「いやいや、1回振られてるし


恥ずかしいよ」


振られる切なさは


わたしにもなんとなく分かる


先輩から返信が来なくなった時は


それなりに悩んだし荒れた(笑)


「ふたりだけでいる時に


恥ずかしいとこ見せたって


いいじゃん


どーせ彼しか知らないんだから」


ええ、人にはなんぼでも


偉そうに言えます(笑)


小さな握りこぶし

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